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    研究室メンバーの声
VOL.4: 大垣 俊朗(2007年度 卒業・2008年度 修士課程入学)

 

CONTENTS

1.研究室の概要

2.研究分野

3.研究環境

4.卒業生の進路


5.メンバーの声
  Vol.1: 深谷 正史
  Vol.2: 橋本 雄大

  Vol.3: 恩賀 万理恵
  Vol.4: 大垣 俊朗

  Vol.5: Jin
  Vol.6: Thanh
  Vol.7: 森川 想
  Vol.8: 鈴木 麻友
  Vol.9: 王 暁宜
  Vol.10: 西尾 陽平
  Vol.11: 中村 直嗣

  国際プロジェクト研究室を選んだ理由

 入学当初はスラムなどの途上国の居住問題に関心を持ち,建築学科への進学を考えていました.しかし,インドへの旅行の際に大規模な住民移転が発生するダム計画の環境・社会問題に触れてから,人々の生活に影響する自然や社会の力について勉強したくなりました.そして,様々な利害を抱える公共のサービス,社会技術・基盤整備をコーディネートしていくという,より広い視野が必要なのだと考えるようになりました.同じ領域を扱う都市工学への進学も選択肢にありましたが,ものを実際に作るプロセスの面白さや難しさから学んでみたいと思い,人々の生活の基盤を創る社会基盤学を志望しました.また,自分を衝き動かしている貧困や開発の課題に取り組む道のりの設計に,エンジニアリングセンスをどう活かせるのかを学びたい,という思いもありました.人間と社会について,様々な価値観から見つめてみたいそんな私には,国際的に社会問題を解決する工学を体得できる国際プロジェクト研究室はぴったりだったみたいですね.

研究室生活について

 私は,サークルなどの課外活動に積極的に取り組んでいるのですが,研究室は研究や学生生活を楽しみながら深められ,集中できる環境です.自分なりに何を磨くのか,どんな専門分野を学びたいのか,仲間や教官と共に大いに悩むことが出来ます.
 研究については,組織やコミュニティーの機能について関心があったものの,古典的なハード系か事例研究が土木の主流なので,実は研究で扱うのは諦めていました.しかし,指導教官との議論を通して,こうした研究をする機会に恵まれ,予想もしていなかったほどに,深く学究していく面白さを実感することができています.研究というのはだいたい壁に突き当たることが多いのですが,目を逸らさずに真摯に向き合う姿勢を教えてくれました.研究のミーティングだけではなく,合宿や飲み会,日頃の生活の全てが,とても大切な時間です.
 また,サークルやNGOで海外に行くことは多かったのですが,学科で提供された機会による学部時代のJETROマニラでのインターンや,前田建設工業とのインド視察,大学院でのアジア各国の水道供給調査への参加など,実際の社会の営みを目にする体験は新鮮でした.
 研究室のメンバーの多様な関心や研究,海外での経験を後押ししてくれるこのような雰囲気の中で,自分の使命を確かめられることが,研究室の魅力であり私にとってのモティベーションになっています.

後輩へのメッセージ

 研究室生活では,自分の強みだけでなく弱さに挑むことが大切で,自分が本当に目指すことは何か,そして望まれることは何か,じっくり考えて識別する時間と環境が必要です.大学生活の中にはたくさんの素敵な材料が転がっていますが,一つの視点に囚われず自分の糧にするためには,素直な問いかけ,発掘と,気づきが欠かせないのかもしれません.私は,研究室やサークルなどでの多くの出会いと体験の機会に恵まれて,問いかけと気づきに地道に情熱を注ぐ大切さを教えてもらったような気がします.
 自分が本当に生きるために失ってはならないものはなにか,そんな哲学を磨き始めるのが大学生活です.素直に自分の声に応え,環境に感謝しながら,あなただけの道を拓いていってください.

 

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