世界銀行(2008.12-2009.03,2008年度修士1年・恩賀万理恵)活動報告

2008年11月末より2009年4月頭まで、約4ヶ月間にわたり、世界銀行の本部ワシントンDCに赴き、East Asia and Pacific Regionのエネルギー部門に所属し、主にインドネシアのエネルギー関連プロジェクトやスタデイに携わってきました。

もともと世界銀行というところがどういった考えで何をしているのかを実際に中に入って見てみたい、という単純な想いから、社会基盤学科の講義「国際プロジェクトを考える」にゲストスピーカーとしていらした、元世銀職員で現在もコンサルタントとして世銀のプロジェクトに関わっていらっしゃる方との出会いをきっかけに、この度の機会を頂けることとなりました。


世界銀行にいた4ヶ月のうちの1ヶ月は実際にインドネシア・ジャカルタオフィスにも赴き、地元の政府関係者に会ったり、現地スタッフと共に大型揚水式発電プロジェクトの環境影響評価などのプロジェクト準備に携わることもできました。また、簡単なモデルを構築し、インドネシアが今後のエネルギー戦略を考える際にどういった選択肢があるのかを提言としてまとめるための、Indonesia Clean Fossil Fuel Option Studyというレポートの作成にも取り組みました。


その他にもEnergy Anchorという他部署の方のお手伝いもさせて頂いたり、毎日のように開催されている多彩なランチセミナーにも積極的に参加してきました。そういった活動・仕事を通じ、当初の目的の一つであった実際に世界銀行という組織内で何が行われているのかを少しでも間近で見て感じることができたのは大変貴重であり、興味深く、本機関及び援助に関わる諸所が以前よりは分かるようになったと感じています。またそこで働く方々と交流することで、それぞれ異なる考え方や生き様を垣間見られたことは大きな収穫となりました。
加えてアメリカの首都ワシントンDCにいたこともあり、世界銀行内外で活躍なさっている様々な日本人そして諸外国の方々にお会いできたことは自分にとって非常に有意義なものとなり、今後の励みにもなりました。


今回の経験は私の将来を考える上で、今まで忘れていた、もしくは必要性を実感できなかった視点で、今後自分がどう生きたいか、何をしたいかを改めて考えさせられました。一方で、日本人として、地球人として、この先自分にも出来ることが充分にあるのではないかという励みを得ることもできました。そのためにもまずは残りの一年間、修士課程の学生として研究を精一杯頑張り、自分磨きに努めたいと思います。

国際プロジェクト研究室 恩賀万理恵