研究室の活動には大まかに分けて2種類あります.一つは,所属する教員や学生の研究にかかわる活動(研究活動)で,もう一つは,各種ミーティング・勉強会など研究室主催で定期的に行われるイベントです.
研究活動においては,卒業・修士・博士論文の学位論文研究が最も重要であり,これらの活動が研究室生活の柱となります.これらに加えて,所属する学生は自らの研究や教員の研究で必要となる現地調査(海外・国内)を適宜行います.メニューの「Thesis」には過去の学位論文等の情報が,「Fieldwork」にはこれまでに行われた海外・国内における調査・研究活動の情報が,それぞれ掲載されています.これらの情報は研究室の方向性を知る上で,また当研究室への進学を考えておられる皆さんにとっては今後の研究内容を考える上で役立つものと期待しています.
これら研究活動の傍ら,研究室あるいは指導教員のチーム単位でミーティング・勉強会・合宿などが行われています.これらのイベントは,教員を含めた研究室メンバーがコミュニケーションを深めるだけでなく,それぞれの研究内容や興味,将来等について議論を行い,互いに高めあう貴重な機会となっています.
講義体系
国際プロジェクト研究室・年間イベント表(4月入学の場合)
4月 | 新学部4年生・修士1年生が研究室配属 | |
4~7月 | 夏学期:授業・チームミーティング・勉強会など | |
8月 | 夏休み(学生) | |
8月下~9月 | 研究室合宿 | |
9月 | 卒業論文中間審査 | |
10~1月 | 冬学期:授業・チームミーティング・勉強会など | |
1月下旬~2月上旬 | 卒業論文・修士論文提出 | |
2月上旬 | 卒業論文・修士論文最終発表 | |
2月中旬 | 修士論文中間審査 | |
3月下旬 | 卒業・修了式 |
10月入学の修士学生は,10月上旬に研究室に仮配属となり,正式な配属は次年度の4月になります.10月入学の博士学生は,10月上旬に研究室に正式配属となります.いずれにせよ10月入学者については,通常の場合,8~9月にかけて論文提出・発表・修了式となります.
海外留学・インターン等の海外活動
当研究室の学生は,社会基盤学専攻の提供するアジア開発銀行(Asian Development Bank, ADB)との独自のインターンシップ制度などを活用して、多くのインターンシップや海外留学に積極的に参加しています.
最近の研究室所属学生による海外留学・インターンシップ等の事例は,以下の通りです.
・ENPC(仏・ポンゼショセ)への留学(2022年4月~):修士学生
・ENPC(仏・ポンゼショセ)への留学(2021年4月~):修士学生
・マドリッド工科大学(スペイン)への海外実習(2022年秋):修士学生
・メルボルン大学(オーストラリア)への留学(2020年2月~2020年11月):修士学生
・マンチェスター大学(英国)への留学(2019年9月~2020年9月):修士学生
・マドリッド工科大学(スペイン)への短期研修(2019年9月~2019年10月):修士学生
・ENPC(仏・ポンゼショセ)への留学(2019年4月~2021年3月):修士学生
・ローザンヌ工科大学(スイス)への交換留学(2018年9月~2019年8月):修士学生
・ENPC(仏・ポンゼショセ)への留学(2017年4月~2020年3月):修士学生2名
・スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校でのインターンシップ(2017年9月~2018年7月):修士学生
・スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校でのインターンシップ(2015年9~12月):博士学生
・国際エネルギー機関(IEA)でのインターンシップ(2015年7~10月):博士学生
・世界銀行での研修(2015年1~4月):修士学生
・米州開発銀行での研修(2014年8~12月):修士学生
・タイ・タマサート大学でのインターンシップ(2014年9~10月):修士学生
・ENPC(仏・ポンゼショセ)への留学(2013年4月~2015年3月):修士学生
活動報告
2023年9月21日から10月15日まで米国バージニア州にあるNEXCO West USA(NWU)(写真1)でのインターンシップに参加した。
2019年2月から7月までの6カ月間、パリ郊外ナンテールを拠点にするCAUE Hauts-de-Seineにおいてインターンをしました。
修士1年の7月末から11月末までの間、アジア開発銀行(ADB)フィリピン本部のSoutheast Asia Department Transport and Communications Division(SETC)という部署で、4ヵ月間インターンをしました。