研究グループ紹介

法システム研究グループ

安全性確保に係る法システムの横断的分析と再構築

目的
安全に関わる法制度は古典的な社会技術であるといえるが、現在重要な関心を集めている様々な安全性確保の法システムについては、分断的に扱われ、十分統一的に扱われることはなかった。また、これらは科学技術等の発展に十分対応しているのか、市民の十分な信頼を確保しているのかといった問題提起も行われてきた。本研究は、交通安全、医療安全、食品・医薬品安全、原子力安全、災害防止等様々な安全性確保の法システムを、ミッションプログラムの各分野の工学医学研究グループの研究者と協働して、現場における事例を踏まえて横断的に分析すること通して、安全法システム制度設計・運用についての基本的手法を明示化し、さらには再構築することを目的とする。

 

 

メンバー構成
氏名
所属・職位
専門分野
参加形態
担当分野
城山 英明 東京大学大学院法学政治学研究科・助教授
行政学 非常勤 総括及び全体研究
小早川 光郎 東京大学大学院法学政治学研究科・教授 行政法 非常勤 横断分析
廣瀬 久和 東京大学大学院法学政治学研究科・教授 消費者保護法 非常勤 横断分析
山本 隆司 東京大学大学院法学政治学研究科・助教授 行政法 非常勤 横断分析
中島 貴子 国際基督教大学・非常勤講師 食品法・科学技術社会論 非常勤 事例
田邉 朋行 (財)電力中央研究所・主任研究員 原子力法 非常勤 事例
畑中 綾子 社会技術研究システム研究員 民法・医事法 常勤 全体補佐

 

 

研究成果・中間評価
◆ 法システム研究グループ15年度中間評価資料 [PDFファイル 173kb]
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▲ 準備中
形態
研究成果名
閲覧
論文掲載 城山英明, 原子力発電設備の停止・運転再開に関する日米比較分析, エネルギーフォーラム, 2003年
論文掲載 城山英明, リスク管理プロセスとしての法制度の設計と運用−科学技術情報利用における裁量的判断の余地に焦点を当てて, (角南篤・小林信一編『リスクと向きあう社会(仮題)』所収予定)
論文発表 城山英明, 村山明生, 山本隆司, 廣瀬久和, 梶村功, 古葉祐司, 須藤長, 舟木貴久, 安全法システムの分野横断比較の試み, 社会技術研究論文集, 159-176, 2003年10月
論文発表 村山明生, 古場裕司, 舟木貴久, 城山英明, 畑中綾子, 阿部雅人, 堀井秀之, 既存不適格住宅の耐震性向上に係る社会技術の研究(地震G・総括Gと共著), 社会技術研究論文集, 338-351, 2003
論文発表 身崎成紀, 城山英明, 廣瀬久和, 社会安全確保のための損害保険の予防的機能, 社会技術研究論文集, 198-207, 2003年
論文発表 城山英明, 村山明生, 梶村功, 米国における航空事故をめぐる安全確保の法システム, 社会技術研究論文集, 149-158, 2003年
論文発表 大野晋, 城山英明, 化学プロセスにおける安全規制の課題と今後の制度設計, 社会技術研究論文集, 317-326, 2003年
論文発表 中島貴子, カネミ油症事件の社会技術的再検討, 社会技術論文集, 25-37, 2003年
論文発表 田邉朋行, 鈴木達治郎, 城山英明, 内部告発保護制度と企業コンプライアンス活動との相互作用 ―米国原子力事業を例として−, 社会技術研究論文集, 177-187, 2003年
論文発表 畑中綾子, 医療事故情報収集システムの課題, 社会技術研究論文集, 404-413, 2003年
論文発表 服部健吾, 事故調査における情報の取扱いを巡って, 社会技術論文集, 188-197, 2003年
雑誌掲載 小早川光郎, 川出敏裕, 城山英明, 廣瀬久和, 山本隆司, 現代における安全問題と法システム(上)(下), ジュリスト, 1245号, 1247号, 2003年
雑誌掲載 城山英明, 科学技術政策の国際的次元, 科学技術社会論, 第1号, 2002年
雑誌掲載 畑中綾子, 既存不適格住宅の耐震改修促進のための法システムの検討, 日本材料学会, 2003
雑誌掲載 中島貴子, 森永粉ミルク事件とレギュラトリーサイエンス, (角南篤・小林信一編『リスクと向きあう社会(仮題)』所収予定)
雑誌掲載 田邉朋行, 鈴木達治郎, 米国の原子力安全規制における内部告発制度の実態とわが国への示唆, 電力経済研究, 第49号, 2003年
雑誌掲載 田邉朋行, 中込良廣, 神田啓治, JCO臨界事故の損害賠償処理と実際にみる我が国原子力損害賠償保障制度の課題−地方自治体の役割に注目して−, 環境法政策学会誌, 第6号, 2003年
雑誌掲載 田邉朋行, サウス・カロライナ州知事が州への余剰プルトニウムの搬入に対して差止めを求めた事案, ジュリスト, No.1238, 2003年
雑誌掲載 田邉朋行, 内部告発者をいかに保護するか 米国では“警告を鳴らす人”を保護, ENERGY, 2002年10月
雑誌掲載 田邉朋行, なぜ内部告発か, なぜ米国の実情を見る必要があるのか, 原子力eye 7月号, 2003年
学会発表 中島貴子, 日本における食安全の法と科学, 科学技術社会論学会第一年次研究会, 2002年
学会発表 畑中綾子, 医療・交通事故における被害者救済, 事故情報活用を目指す法システムの検討, 科学技術社会論学会第一年次研究会, 2002
学会発表 畑中綾子, 既存不適格住宅の耐震性向上を目指す法制度の検討ー特に耐震性説明義務の中心に
学会発表 畑中綾子, 医療事故情報収集システムの課題ー特に法的責任の観点から, 医療マネジメント学会, 2003年
学会発表 田邊朋行, 原子力発電所の内部告発制度を巡る海外事情と我が国システムへの示唆 −米国の例を中心として
学会発表 田邊朋行, 原子力安全規制における内部告発を考える −「密告社会」への第一歩か−
学会発表 田邊朋行, 神田啓治, 企業コンプライアンス(遵法)の確立に資する公共通報制度のあり方について, 公益事業学会, 2003年
学会発表 田邉朋行, 北村喜宣, 米国連邦環境・原子力規制における内部告発制度の意義及び課題 −我が国への政策的含意を求めて−, 環境法政策学会, 2003年
学会発表 田邉朋行, 内部告発とコーポレートガバナンス −規制システムと企業統治の協同に着目して−, 日本リスク研究学会, 2003年
個別報告 中尾政之, 現代における安全問題と法システム(上)(下)
個別報告 福島洋子, 北大病院における医療安全の取組み
個別報告 神里達博, 新しい食品安全行政(総括Gとの共同)
個別報告 川出敏裕, 事故調査と法的責任の追及
個別報告 山本隆司, 工業製品の安全性に関する非集権的な公益実現の法構造
個別報告 城山英明, 原子力安全規制の基本的課題
個別報告 服部健吾, 事故における原因追究と責任追及−航空機事故を素材に−
マスメディア 田邉朋行, 内部告発制度の明瞭化必要, 朝日新聞, 9月22日朝刊, 2002年

 

 

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