研究者情報
このページで社会技術研究に携わる研究者たちを紹介します。
小宮山 宏 |
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専門分野 |
化学工学 |
所属・職位 |
東京大学副学長・大学院工学研究科教授 |
コメント |
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堀井 秀之 |
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専門分野 |
社会基盤工学 |
所属・職位 |
東京大学工学研究科・教授 |
コメント |
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飯塚 悦功 |
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専門分野 |
医療社会システム工学・構造化知識工学・品質システム工学 |
所属・職位 |
東京大学工学研究科・教授 |
コメント |
工学的な品質マネジメントの知を医療の分野に適用することにより、医療安全、医療の質保証、質改善に貢献すべく研究を進めている。医療ミス防止、医療プロセス管理の方法論の提案とともに、社会技術としての医療に関わる意見表明に努めている。医療安全については、病院とも連携し、現実に医療現場で発生している事例を深く分析・考察することを基盤に置いている。医療過誤を個人のミスとしてとらえるのでなく、ヒューマンエラーを誘発するメカニズムを理解することにより、ミス発生要因、ミス発生防止に関わる構造化本質知を獲得し、その活用としてミス防止支援システムの開発をめざしている。医療プロセス管理については、クリニカルパスの本質を考察し、診療プロセス全体の理解を基礎とする、患者状態適応型パスを提案し、医療・看護の質をプロセスで作り込み確認するための方法論の提案をめざしている。 |
藤代 一成 |
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専門分野 |
ビジュアルコンピューティング |
所属・職位 |
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科複合領域科学専攻・教授 |
コメント |
可視化を専門とする者は,「グーテンベルクにはなれてもシェークスピアにはなれない」という命題がかつて関連学界で論議されたことがある.本社会技術研究においても,知識の効率的な伝達に割り切ることなく,効果的な知見の発見ツールとしての可視化の可能性を探っていきたいと考えている. |
吉川 肇子 |
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専門分野 |
組織心理学・社会心理学 |
所属・職位 |
慶応大学商学部・助教授 |
コメント |
リスク・コミュニケーションの視点から、リスク管理の問題を研究しています。リスク情報を社会で共有していくことが、より安全で安心な社会の実現に寄与できるという確信のもとに研究をすすめています。社会技術研究では、各分野の成果を社会に実装する技術を、特にコミュニケーションの視点から検討していきたいと考えています。心理学の既存の技術を利用するだけでなく、新しい技術や戦略の提案に貢献できれば幸いです。 |
竹村 和久 |
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専門分野 |
社会心理学・意思決定論・リスク認知研究 |
所属・職位 |
早稲田大学文学部・教授 |
コメント |
社会技術ミッション・プログラムでは、社会調査や心理実験などを通じて、社会技術に関するリスクと安全性の認知、安心のメカニズム、信頼と社会的価値について研究を行っています。本ミッション・プログラムの研究員との議論や交流を通じて、今後の安心できる社会技術について考えてゆきたいと思います。 |
藤井 聡 |
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専門分野 |
土木計画学・社会的ジレンマ・意思決定研究 |
所属・職位 |
東京工業大学大学院理工学研究科、助教授 |
コメント |
社会基盤整備計画,すなわち,土木計画に関する様々な社会的な現象を取り扱う研究を進めています.研究に当たっては,一人ひとりの判断と意思決定に着目して,それを積み上げる形で社会現象を理解するアプローチ,ならびに,社会的なジレンマの存在を前提とした上で人々の心理と行動を理解するアプローチを採用しています.社会技術研究では,おもにリスク認知とコミュニケーション,特に,リスク専門家に対する信頼の問題に関連した研究を進めています。 |
神里 達博 |
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専門分野 |
科学史・科学論,特に最近は食品問題の科学社会学的検討が中心 |
所属・職位 |
総括研究グループ・研究員 |
コメント |
社会技術研究は一つの見方として,ギボンズのモード論における「モード2」を目指す,我が国初の本格的なプロジェクト,と理解しうる。このような試みは諸外国でも始まったばかりであり,お手本になるものが少ないという苦労はあるが,逆に大変やりがいのある仕事でもある。食品問題は多くの人々にとって卑近かつ切実であるが,一方で,科学的分析の対象としての食物は将に複雑系そのものであり,科学の辺境を彷徨う「謎の物体」とも言える。近年注目されているテーマだけに,社会的に貢献しうる良い研究を目指していきたい。 |
後藤田 彩 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
テクニカルスタッフ |
コメント |
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西田 豊明 |
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専門分野 |
人工知能 |
所属・職位 |
東京大学大学院情報理工学系研究科・教授 |
コメント |
インタラクション(人間や人工システムや環境の間の相互の働きかけ)という視点から、人間同士、人間とエージェント(自律的に行動する人工システム)の間、およびエージェント同士のコミュニケーションに関わる研究を進めています。社会技術研究では、社会技術基盤として社会が信頼し依拠できるとともに、誰もが容易に参加できる会話型知識プロセスの実現を目指します。 |
中野 有紀子 |
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専門分野 |
認知心理学 |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
談話における非言語情報の役割、非言語情報を利用したヒューマン・コンピュータインタラクションについて研究しています。現在、(1)放送型メディア流通システムSPOCの研究・開発、(2)エージェントアニメーション自動生成機構CASTの研究・開発に携わっています。 |
村山 敏泰 |
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専門分野 |
映像コミュニケーション |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
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福原 知宏 |
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専門分野 |
知識工学・コミュニティ支援システム |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
インターネットに代表される計算機ネットワークは人々が知識を創出し共有する場を提供しています。このネットワークにおいてどうすればより効果的に知識を共有し発展させていけるのかという観点から、オンラインコミュニティの活動を分析し支援するシステムの開発を行っています。社会技術ではシステム開発に留まらず実際の利用者を対象とした実験を通じて円滑なリスクコミュニケーションを実現するための要件を探りたいと思います。 |
松村 憲一 |
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専門分野 |
社会心理学 |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
電子コミュニケーションツールの利用を通して形成されるネットワークコミュニティの評価手法の構築を進めています。開発されたツールを明確な基準に基づいて評価することが可能になれば、ツール間の比較、追加された機能の効果が明確になります。ツールを利用するユーザ個人の満足度のような個人レベルだけではなく、ユーザ間のインタラクションが効率的に行われているか、インタラクションによって何が実現されているか、などコミュニティレベルも含めた評価手法の構築を目指しています。 |
中川 裕志 |
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専門分野 |
自然言語処理・情報検索 |
所属・職位 |
東京大学情報基盤センター・教授 |
コメント |
Webの時代になっても、ブロードバンドの時代になってもクリティカルな情報はテキストで流通している。Web上の無尽蔵のデータからどのようにして有益な情報を取り出すかという現実的課題はテキストを対象にしたWebテキストマイニングによって可能となる。専門としてきた自然言語処理の技術を利用したテキストマイニングを誰にでも使える実用的システムとして実現していきたい。 |
中村 裕一 |
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専門分野 |
像理解・映像処理・マルチメディア |
所属・職位 |
筑波大学機能工学系・教授 |
コメント |
複合メディアの構造解析と高次利用、および、複合メディア(映像コンテンツ)の自動取得、特に、対話型の映像メディアに関する研究を行っています。利用者の質問に答えてくれたり、アドバイスしてくれたり、また、利用者の状態を見守ったりするような、先生のようなメディアを実現するための研究です。このようなメディアを知識の伝達手段、教育の道具として、簡単に利用できるようにするために、複合メディアデータの取得、構造化、要約、メディア変換等に対する、問題の定式化、基礎的なアルゴリズム、具体的なシステム構築等、各々の面からアプローチしていいます。 |
黒橋 禎夫 |
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専門分野 |
自然言語処理 |
所属・職位 |
東京大学大学院工学研究科・助教授 |
コメント |
専門は自然言語処理です。webをはじめとする膨大なテキストが利用できるようになり、そこから「常識」的な言語知識の自動獲得、さらには計算機による「深い」言語理解が可能となってきています。このような成果をテキストの編集、要約、検索などに応用し、テキストの情報を会話の場に動的・適切に導入することにより、会話に基づく知識流通・創造の支援システムを構築し、社会技術研究に貢献したいと考えています。 |
堀田 昌英 |
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専門分野 |
公共マネジメント・社会的決定支援 |
所属・職位 |
東京大学大学院工学研究科・助教授 |
コメント |
異なる意思を持った個人が集まって社会のルールや有り様を決めるとき、我々には何ができるのか(できないのか)、あるいは何をすべきなのか(すべきでないのか)。社会的意思決定を支援するために、人々がこれまでに語った言葉をどうやって必要な意思決定者に伝えればよいのか。会話型知識プロセスグループで私はこのようなテーマに興味を持ちつつ、社会的な話題に関する議論の支援システムを開発しています。 |
渡辺 光一 |
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専門分野 |
人工知能・経営学 |
所属・職位 |
関東学院大学経済学部経営学科・助教授 |
コメント |
総合電気メーカーでのIT関連の事業計画・国際広告・マーケティングの実務・研究を経て、人工知能による経営意思決定支援システムで博士(工学)を取得。シンクタンクにて、エージェント・音声技術・ナレッジマネジメントなどの知的コンピューティングとその企業経営へのインパクトについて研究・分析を行う。経営学的な専門は「ITと経営」「マーケティング戦略」「意思決定論」。最近の主たる関心は、コンテンツ・コミュニケーションを統合するインタラクティブなCMSとそれを稼動させる社会的スキームの構築にある |
星野 准一 |
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専門分野 |
対話型映画システム |
所属・職位 |
筑波大学機能工学系・講師 |
コメント |
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中尾 政之 |
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専門分野 |
失敗学 |
所属・職位 |
東京大学大学院工学研究科・教授 |
コメント |
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岡本 浩一 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東洋英和女学院人間科学部・教授 |
コメント |
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今野 裕之 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
目白大学人間科学部・専任講師 |
コメント |
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宮本 聡介 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
常磐大学人間科学部・助教授 |
コメント |
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上瀬 由美子 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
江戸川大学社会科学部・助教授 |
コメント |
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石川 正純 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学原子力研究総合センター |
コメント |
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王 晋民 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
社会心理学研究グループ・研究員 |
コメント |
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鎌田 晶子 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
社会心理学研究グループ・研究員 |
コメント |
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足立 にれか |
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専門分野 |
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所属・職位 |
社会心理学研究グループ・研究員 |
コメント |
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岡部 康成 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
社会心理学研究グループ・研究員 |
コメント |
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石井 のどか |
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専門分野 |
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所属・職位 |
テクニカルスタッフ |
コメント |
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堀 洋元 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
テクニカルスタッフ |
コメント |
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城山英明 |
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専門分野 |
行政学。第一は環境行政学、第二は国際行政学 |
所属・職位 |
東京大学大学院法学政治学研究科・助教授 |
コメント |
社会技術関連の論文には、「原子力安全規制の基本的課題―技術基準の設定と実施に焦点をあてて」ジュリスト1245号82頁(2003)、「化学技術政策の国際的次元」科学技術社会論第1号(2002)他、がある。 |
小早川光郎 |
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専門分野 |
行政法 |
所属・職位 |
東京大学大学院法学政治学研究科・教授 |
コメント |
社会技術関連では、「個人情報保護・行政情報公開法制における生命健康保護のための情報開示について」報告があり、今後も医療個人情報保護などに関連した研究協力を行う。 |
廣瀬久和 |
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専門分野 |
消費者法、民法 |
所属・職位 |
東京大学大学院法学政治学研究科・教授 |
コメント |
食品、医薬品、自動車等、社会における様々な製品に関する製造物責任を中心に研究し、関連としては、『消費者の安全に関する調査』(内閣府委託調査・商事法務研究会,2003年)がある。 |
山本隆司 |
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専門分野 |
行政法 |
所属・職位 |
東京大学大学院法学政治学研究科・助教授 |
コメント |
社会技術関連の論文には、「工業製品の安全性に関する非集権的な公益実現の法構造―ドイツ法、ヨーロッパ法の場合」ジュリスト1245号65頁がある。 |
中島貴子 |
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専門分野 |
食品関連法、科学技術社会論 |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
食品安全を担当し、カネミ油症事件、森永ヒ素ミルク事件等に見られる専門家、産業組織の役割について研究する。主な論文には、「森永粉ミルク事件とレギュラトリーサイエンス」角南・小林編『リスクと向きあう社会』所収予定である。 |
田邉朋行 |
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専門分野 |
原子力法 |
所属・職位 |
電力中央研究所・主任研究員 |
コメント |
原子力安全規制や環境規制などにみられる、技術利用に関する法システムを主たる研究テーマとしている。また、研究の関心は、規制の内容そのものよりも、その規制をとりまく社会・人間の営みにある。日本原子力学会、公益事業学会、環境法政策学会所属。座右の銘は「He
who shoots often, hits at last.」 |
畑中綾子 |
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専門分野 |
民法 |
所属・職位 |
社会技術研究システム・研究員 |
コメント |
社会技術では、法システムでは、医療安全を担当し、事故情報の報告制度、被害者救済を中心に検討するほか、地震防災グループとともに、既存不適格住宅の建替え問題について研究を行う。 |
多々納裕一 |
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専門分野 |
災害経済学、社会基盤のリスクマネジメント |
所属・職位 |
京都大学防災研究所総合防災研究部門防災社会構造研究分野・教授 |
コメント |
リスクマネジメントの適用とその社会への実装が必要とされるような場面は近年大きな広がりを見せている。とりわけ、社会基盤のライフサイクルマネジメントにおける不確実性への対応や、大規模災害のリスクの効果的な軽減・移転方法など、複数の主体の意思決定が相互に影響し合うような状況におけるリスクマネジメントの方法を見出すことが重要となっている。社会技術研究では、効率的かつ公正なリスクマネジメント戦略を見出すための科学的方法論を追及していきたいと考えている。(地震防災研究と兼任) |
大林厚臣 |
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専門分野 |
経済学、経営学、行政学 |
所属・職位 |
慶応義塾大学経営管理研究科・助教授 |
コメント |
ミクロ経済学の視点から、企業の経営戦略や行政の経済政策について研究しています。分野はとくに、市場競争、技術のマネジメント、リスク管理、契約とインセンティブに関するもので、企業等の事例研究もしています。技術と市場と政策の接点で貢献できれば幸いです。 |
片田敏孝 |
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専門分野 |
災害社会工学 |
所属・職位 |
群馬大学工学部建設工学科・助教授 |
コメント |
災害情報伝達の効率化や住民避難の促進策の検討など、災害からの人的被害軽減のための社会技術研究に取り組んでいます。住民避難の促進は、単に避難情報の伝達が早いだけでは達成されません。その情報が住民にどのように理解され、それによって住民自身が避難の必要性をどの程度感じるのかという問題が大きいからです。住民避難の研究は、災害に対峙した人や社会の研究であり、その促進策は、災害からの被害者を減らすための重要な社会技術だと考え研究に取り組んでいます。 |
湊隆幸 |
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専門分野 |
プロジェクトのリスクマネジメント。特に、数理的な手法をベースにしたリスク分析 |
所属・職位 |
東京大学新領域創成科学研究科・助教授 |
コメント |
社会技術研究においては、効率や最適化の上に立つ従来の計画論的発想ではなく、コミュニケーションや議論をも含んだ、マネジメント的な意思決定のあり方を考えたい。また、工学的な発想である、「役に立つか」あるいは「どのように使うか」という観点からだけでなく、“技術の政治性”など、社会科学的な側面からの議論も行いたい。 |
中谷洋明 |
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専門分野 |
情報を用いた風水害のリスクマネジメント |
所属・職位 |
気象庁予報部予報課・防災係長 |
コメント |
警報を代表とするリスク情報の評価方法、設計方法の調査に主として従事しています。機能する警報は近代的社会が持つべき情報インフラ・制度の1つですが、アイデアが実装され運用されていくには多くの課題をクリアしていかなければなりません。社会技術研究を通じてそのための方法論が組み上げられれば、と思っています。 |
古田一雄 |
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専門分野 |
原子力工学、環境学 |
所属・職位 |
東京大学・教授 |
コメント |
グループリーダーの古田です。「開発・発展」という従来の価値にかわる新しい価値観として「安全・安心」が重視されるようになった現在では、原子力利用にあたって社会的受容・認知の問題を避けて通れない状況にあります。そこで研究プロジェクトでは原子力に関する関連知識の社会的共有と合意形成、および原子力安全システムの正しい評価に貢献するプログラムを実施していきます。 |
氏田 博士 |
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専門分野 |
原子力工学、安全学、認知システム工学 |
所属・職位 |
エネルギー総合工学研究所 |
コメント |
非常勤研究員の氏田です。エネルギー総合工学研究所所属です。世論や意思決定などの合意形成や組織文化がどのようなメカニズムで生じるのかに興味を持っており、マルチエージェントシミュレーションを用いてこれらを再現することができたら面白いと考えています。 |
大森 良太 |
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専門分野 |
原子力工学、エネルギー政策 |
所属・職位 |
科学技術政策研究所 |
コメント |
非常勤研究員の大森です。研究開発費や導入補助金などから構成されるエネルギー関連予算の配分の最適化に興味があります。国際的な比較検討を通じて予算配分最適化問題を定式化し、論理的枠組みを構築したいと思います。 |
尾暮 拓也 |
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専門分野 |
原子力工学、情報処理 |
所属・職位 |
社会技術研究システム |
コメント |
分解小僧のおぐやんです。機械を見ると分解します。血豆作ってでも分解します。5%ほどの確率で復元できなくなります。機械にすれば迷惑な話でしょう。テレビはうっかり高圧部に触れると命が死んでしまうのでまだ手を出していません。大学生時代に原子力工学を専門に選んで、ダメ学生でも気安く手に入る原子力の情報源がないことに気づいたので今は原子力分野特化型情報検索エンジンを作っています。 |
菅野 太郎 |
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専門分野 |
認知システム工学 |
所属・職位 |
社会技術研究システム |
コメント |
緊急時の人・組織行動の予測に基づいた防災システムの評価・設計に関する研究をしています。防災に関わらず、チーム、組織、協調、協力、コミュニケーション等人間が関与するインタラクションに興味があります。週末はもっぱらバスケをしています。週末ごとに疲労が溜まりますが、職場に腕の良いマッサージ師(ボス)がいるのでいつもリフレッシュできます。 |
木村 浩 |
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専門分野 |
原子力工学、特に社会工学 |
所属・職位 |
社会技術研究システム |
コメント |
だれかれかまわず投げてみたい衝動に駆られる一見人のよさそうな太目のナイスガイ、通称「ボス」です。原子力の社会的受容はどう行われるべきかをテーマに研究しています。実際には社会調査を行い、原子力を受容している人と受容していない人はどのような考え方の違いがあるのかなどを検討しています。実は合気道3段です。その関係で最近指圧にはまってます。あなたの肩こり癒します。 |
田中 博 |
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専門分野 |
原子力工学、特に放射性廃棄物処分 |
所属・職位 |
電力中央研究所 |
コメント |
非常勤研究員として勤務している電力中央研究所の田中です。高レベル放射性廃棄物の地層処分に関して、社会的コンセンサスを得ながら進めるプロセス、および社会とのコミュニケーションの方法についての調査研究を進めています。例えば、諸外国の処分プロセスを我が国に適用するにはどうすればいいか、社会に地層処分の安全性を理解してもらうためにはどのような手法があるか、などを検討しています。 |
八木 絵香 |
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専門分野 |
社会工学、災害心理学 |
所属・職位 |
社会安全研究所 |
コメント |
非常勤研究員の八木です。緊急時の人間行動や事故・ヒヤリハット事例分析などに深い関心を持っています。最近では、原子力施設に関する応急対策や訓練の在り方、原子力PA活動をテーマにしています。 |
横山 速一 |
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専門分野 |
原子力工学、特に放射性廃棄物処分関連 |
所属・職位 |
電力中央研究所 |
コメント |
田中さんと同じく、非常勤研究員として勤務している電力中央研究所の横山です。放射性廃棄物処分の社会的受容には、リスク・コミュニケーションが大切です。そこで一般の人々にも参加していただけるような会議システムを検討しています。 |
田辺 文也 |
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専門分野 |
認知システム工学 |
所属・職位 |
日本原子力研究所原子炉安全工学部・研究主幹 |
コメント |
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山口 勇吉 |
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専門分野 |
原子炉安全工学 |
所属・職位 |
日本原子力研究所原子炉安全工学部・課長 |
コメント |
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松田 光司 |
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専門分野 |
プロセスエンジニアー |
所属・職位 |
鹿島石油(株)顧問 |
コメント |
自社技術開発・導入技術のプロセス変更等多数を自ら経験し若手を指導。その課程でプロセス安全についての必要性を痛感。若い人にはマイナーな失敗を沢山経験して欲しい、それがメジャーな失敗を防止するベストの方法。最近の管理過多な社会風潮は大いに疑問。失敗は許容し・情報公開し・再発防止こそが最重要です。座右の銘;人事を尽くして天命を待つ |
大野 晋 |
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専門分野 |
安全、環境管理、品質保証 |
所属・職位 |
化学プロセス安全研究グループ・サブリーダー |
コメント |
勤務先の工場に於いて大きな事故に遭遇し、以来約30年間、安全管理部門一筋に現場、本社部門を経験した。本社勤務時は安全、環境に関する業界代表として各種委員会に参画し指針作成等に携わるとともに、高圧ガス義務講習のテキスト作成に参画。これらの経験をもとに社会に信頼される自主保安のあり方をテーマとして安全管理システムのフレームワークを明示化し、社会と共生するためにはどのような仕組みと活動が必要か等を研究している。 |
堀 郁夫 |
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専門分野 |
応用化学 |
所属・職位 |
化学プロセス安全研究グループ・研究員 |
コメント |
神奈川県在職中に化学安全、地震防災、環境関連の技術職員で頑張った男です。多くの実験を行い安全技術の追及に励み、「塩素除害実験」は化学分野では有名な「ケミカルアブストラクト」に掲載されています。地震関連では「神奈川県地震被害想定」を策定し、この地震を活用し、「高圧ガス施設耐震設計基準」を策定しました。1995年に「阪神淡路大震災」が発生し、この「高圧ガス耐震設計基準」の終局強度設計手法は法律に取り入れられました。常に住民と企業の間に立って仕事した経験を社会技術研究に生かしたいと思っております。 |
仲 勇治 |
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専門分野 |
化学工学、プロセスシステム工学、統合化化学工学 |
所属・職位 |
東京工業大学資源化学研究所・教授 |
コメント |
技術情報基盤の構築を提唱し、15年以上の歳月を費やしている。適用分野は生産設備のシステム設計、運用、設備保全の一貫して推進するライフサイクルエンジニアリングを支援する仕組みを開発している。つまり、プロセス産業の経営ニーズを実現するためには、専門が異なる技術者や異なる機能を持つ組織が、緊密に情報(データと知識)交換を行いながら業務を進める環境が必要となる。このためには、ベストプラクティスの収集、情報概念、ソフトウェアツールの効率的な開発、これらを有機的に統合する方法論の開発が不可欠である。具体的な成果として、操作設計法の開発を核にして安全を保証するプロセス設計、安全性評価システム、運転支援システムを開発しており、実プラントへの導入も始めている。この技術情報システムは多角的な適応が可能であり、「持続的発展(Sustainability)」への技術支援環境(GPLS:Green
Production & Logistics Simulator)も開発している。 |
樋口 敬一 |
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専門分野 |
安全、環境 |
所属・職位 |
元三菱化学(株)顧問 |
コメント |
石油化学勃興時のオールマイティエンジニアー。プラント運転・組合書記長・保守保全・生産技術・環境保全・本社企画・工場長・業界活動・経団連(環境・PRTR)など経験は多岐に亘り生き字引的存在。リスクコミュニケーションは30年以上前からやりたかった課題。やっとそれが出来る時代が来たので社会技術システムの場で最後のご奉公をしようと頑張っています。(他己紹介) |
川端 鋭憲 |
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専門分野 |
環境安全、石油プロセスエンジニアリング、化学工学(反応工学)、品質保証 |
所属・職位 |
元沖縄石油基地梶E常勤監査役 |
コメント |
石油業界においてプラントエンジニリングおよび石油コンビナート保安に携わってきた過程で、複雑化かつ高度化されたプロセスへの信頼性について企業と社会のコミュニケーションが必ずしも十分ではない事態に直面してきたので、「社会技術」という広い視点から社会の要求を検証し、社会から信頼される企業のあり方を模索し、社会・行政・企業の相互理解に基づく調和のとれたコミュニケーションの仕組み作りを研究していきたいと考えている。今年7月より参画した。 |
清野純史 |
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専門分野 |
地震工学・防災工学 |
所属・職位 |
京都大学工学研究科都市社会工学専攻・助教授 |
コメント |
主に大都市直下で発生する地震を対象として、断層近傍の地震動の時空間分布特性と伝播経路、地盤による増幅特性について研究しています。さらに、実際の防災対策策定の立場から、地震時の人的被害発生メカニズムの解明や人間行動に関するシミュレーションも行っています。本社会技術研究ミッショングループでの活動においては、分野横断型ミッショングループとしての利点を最大限に生かすとともに、今までの研究からさらに一歩踏み出し、メンバーとの協力の下に、実際の社会に目に見える形で役立つような成果を提示できるよう努力していきたいと思っています。 |
堀 宗朗 |
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専門分野 |
地震工学・地球物理学・計算力学 |
所属・職位 |
東京大学地震研究所・教授 |
コメント |
私の専門は数値計算をベースにおいた地震工学や地球物理学です。物理的に妥当なモデルと数理的に正しい解析に基づいて、高い分解能と精度をもったシミュレーション手法を開発しています。社会技術研究では、シミュレーションを使って、地震とその結果生じる構造物や都市の被害を予測をする研究を行っています。地震防災を考える上で、過去の被害事例を学ぶことは重要ですが、同時に、可能性はあったけれども発生しなかった被害を見出し次の地震に備えることも重要です。高度なシミュレーションはこのような事例を予見することに有効です。また、都市が進化する以上、シミュレーションの高度化は不可欠なのです。最近は、シミュレーションの対象を広げ、地震発生直後の避難行動のシミュレーションや、復旧・復興計画の立案に役立つ経済状態の変化の予測に関する研究にも取り組んでいます。 |
目黒公郎 |
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専門分野 |
地震工学・地震防災 |
所属・職位 |
東京大学生産技術研究所・助教授 |
コメント |
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多々納裕一 |
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専門分野 |
災害経済学・社会基盤のリスクマネジメント |
所属・職位 |
京都大学防災研究所総合防災研究部門防災社会構造研究分野・教授 |
コメント |
リスクマネジメントの適用とその社会への実装が必要とされるような場面は近年大きな広がりを見せている。とりわけ、社会基盤のライフサイクルマネジメントにおける不確実性への対応や、大規模災害のリスクの効果的な軽減・移転方法など、複数の主体の意思決定が相互に影響し合うような状況におけるリスクマネジメントの方法を見出すことが重要となっている。社会技術研究では、効率的かつ公正なリスクマネジメント戦略を見出すための科学的方法論を追及していきたいと考えている。(リスクマネジメント研究グループと兼任) |
寺田賢二郎 |
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専門分野 |
計算力学 |
所属・職位 |
東北大学大学院工学研究科土木工学専攻・助教授 |
コメント |
マルチスケール現象のモデル化ならびに各種解析手法の研究・開発に従事しており、これらを核として材料と構造の非線形解析を伴う計算機支援工学(CAE)の確立を目指しています。特に、社会問題解決の第1ステップにおいては、事実を明示するための要素技術として計算力学は必須と考えており、破壊や損傷を伴う解析の精度向上、モデル化・計算の効率化を図ると同時に、CAEにおける可視化技術を社会技術に転用する際の心理的効用にも期待しています。 |
佐藤尚次 |
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専門分野 |
構造工学・信頼性設計・安全工学 |
所属・職位 |
中央大学理工学部土木工学科・教授 |
コメント |
もともと「モノ」と「ヒト」への関心を両立させたくて土木に進んだので、社会技術という流れは大歓迎です。リスクに代表される、目に見えないものの大小を感知する尺度、その伝達方法など、あるいは法や制度設計といった方法論を楽しみたい(結果も必要)と思っています。過去には、信頼性の方法論を用いて、構造設計の安全係数や荷重値を決める仕事などをしてきています。 |
大林厚臣 |
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専門分野 |
経済学・経営学・行政学 |
所属・職位 |
慶応義塾大学大学院経営管理研究科・助教授 |
コメント |
ミクロ経済学の視点から、企業の経営戦略や行政の経済政策について研究しています。分野はとくに、市場競争、技術のマネジメント、リスク管理、契約とインセンティブに関するもので、企業等の事例研究もしています。技術と市場と政策の接点で貢献できれば幸いです。 |
朱 平 |
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専門分野 |
土木工学・情報工学 |
所属・職位 |
社会技術研究システム |
コメント |
Civil Engineering and Computer Science
are both the areas of my professional experiences.
I received my B. Eng. and M. Eng. at Department of Civil Engineering, Tsinghua
University and Ph.D. at University of Tokyo. I also have 10+ years’ professional experiences in Computer Graphics (CG) & Computer Aided Design (CAD), including
designing, developing, integrating and porting computer graphics platforms, Graphical User Interface (GUI), commercial 2D drafting and 3D modeling
systems. My works have also been extended into computer applications in Civil Engineering, including implementing a commercial spatial structure
analysis and design system for buildings and a general dynamic analysis system for bridges.
Solving complex problems of society by utilizing advanced computer technology is my desire. Modeling, analyzing and rendering various kinds of things
and phenomena in the real world using computer technology, especially CG, are among my favorite jobs. Urban earthquake disaster prevention, the project
combining society, science and technology, brings me a good opportunity to devote my skills. The platform for earthquake disaster mitigation I
am developing uses web-based technology that enables integration of resources and reciprocal communicate between communities. This approach attempts
to promote applications of using mature engineering technologies into complex social issues, such as disaster mitigation. I hope the techniques can also
benefit other projects that aim at building a safe society. |
加藤 浩徳 |
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専門分野 |
交通計画 |
所属・職位 |
東京大学大学院工学研究科・講師 |
コメント |
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寺部 慎太郎 |
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専門分野 |
交通計画 |
所属・職位 |
高知工科大学社会システム工学科・助教授 |
コメント |
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高橋 清 |
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専門分野 |
交通計画 |
所属・職位 |
北見工業大学土木開発工学科・助教授 |
コメント |
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永井 良三 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学大学院医学系研究科・教授,・医学部附属病院長(兼任) |
コメント |
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山崎 力 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学大学院医学系研究科・教授
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コメント |
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真鍋 一郎 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学・大学院医学系研究科・助手
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コメント |
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戸辺 一之 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学・医学部附属病院助手
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コメント |
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林 同文 |
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専門分野 |
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所属・職位 |
東京大学大学院医学系研究科・助手
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コメント |
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食の安全研究(総括研究の一部)
神里 達博 |
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専門分野 |
科学史・科学論,特に最近は食品問題の科学社会学的検討が中心 |
所属・職位 |
総括研究グループ・研究員 |
コメント |
社会技術研究は一つの見方として,ギボンズのモード論における「モード2」を目指す,我が国初の本格的なプロジェクト,と理解しうる。このような試みは諸外国でも始まったばかりであり,お手本になるものが少ないという苦労はあるが,逆に大変やりがいのある仕事でもある。食品問題は多くの人々にとって卑近かつ切実であるが,一方で,科学的分析の対象としての食物は将に複雑系そのものであり,科学の辺境を彷徨う「謎の物体」とも言える。近年注目されているテーマだけに,社会的に貢献しうる良い研究を目指していきたい。 |
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