失敗学研究グループ
失敗知識の再利用方法と損失回避を実行させる社会の構築
目的 |
失敗学の目的は、失敗の知識を再利用するしくみを作ることである。現在、失敗を回避したい人に、情報技術を利用して効果的に失敗知識を刷り込むシステムを設計・試作している。しかし、その人がその知識を自分で理解して回避動作を実行するか否かは、彼の周辺の社会的な雰囲気で決まる。その雰囲気とは法律・保険・マスコミ・倫理道徳などの影響を強く受けるので、従来の工学的な危険回避技術だけに注目しても目的は達成されない。それゆえに、社会技術として文理融合の学問を進める意義がある。
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メンバー構成 |
氏名
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所属・職位
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専門分野
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参加形態
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担当分野
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中尾 政之 |
東京大学大学院工学研究科・教授 |
失敗学 |
非常勤 |
グループリーダー |
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研究成果・中間評価 |
◆ 失敗学研究グループ15年度中間評価資料 [PDFファイル
263kb]
形態
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研究成果名
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学会誌論文
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中尾政之, 失敗を活かす(連載講座の冒頭言), 日本機械学会誌,Vol.106, No.1010, pp.52-56,
2003年1月 |
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学会誌論文 |
畑村洋太郎, 社長の失敗を体系化する, 日本機械学, Vol.106, No.1012, pp.200-204,
2003年3月 |
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学会誌論文 |
飯野謙次, コンピュータを用いた失敗知識のマネジメント, 日本機械学会誌, Vol.106, No.1016,
pp.537-540, 2003年7月 |
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学会誌論文 |
大橋毅夫, 藪田尚宏, 寺邊正, 大江崎郁子, 失敗を活かすための社会学, 日本機械学会誌, ,Vol.106,
No.1017, pp.656-660, 2003年8月 |
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学会誌論文 |
関口雅夫, 事故の歴史展示館を用いた安全教育, 日本機械学会誌, Vol.106,
No.1018, pp.743-745, 2003年9月 |
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学会誌論文 |
土屋健介, スーパーカミオカンデとH-2ロケットに共通な失敗のシナリオ,
日本機械学会誌, Vol.106, No.1019, pp.815-818, 2003年10月 |
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学会発表 |
大橋毅夫, 藪田尚宏, 寺邊正, 大江崎郁子, 失敗の利益と損失, 日本機械学会誌,
Vol.106, No.1020, pp.301-304, 2003年11月 |
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論文発表 |
中尾政之, 事故調査と責任追及 失敗学の観点から, ジュリスト, No.1245,
pp38-42, 2003年6月
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グループのWebサイト |
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