研究グループ紹介

化学プロセス安全研究グループ

化学産業情報公開システム―――安全ですか?

目的
世間では化学産業は、危ないもの危険なものという印象が強い。しかしながら化学製品は我々の身の回りに衣類をはじめ医薬、化粧品、日常雑貨品、建築材料等々、日常生活になくてはならないものであり、社会から信頼される産業として今後も維持発展することが望まれる。その為には社会の信頼性を確保する必要がある。化学産業の安全管理は社会一般には理解しにくく、不安感を与えかねない。安全管理状況を分かりやすく紹介するとともに、住民の不安や疑問に対して分かりやすく説明するツールが必要である。その手段の一つとして安全性合意形成システムを提示すべく研究に取り組んでいる。このシステムの概念図を示す。

メンバー構成
氏名
所属・職位
専門分野
参加形態
担当分野
松田 光司 鹿島石油(株)顧問 プロセスエンジニアー 非常勤 全般
大野 晋 化学プロセス安全研究グループ・サブリーダー 安全・環境管理・品質保証 常勤 管理システム
堀 郁夫 化学プロセス安全研究グループ・研究員 応用化学 常勤 合意形成
仲 勇治 東京工業大学資源化学研究所・教授 化学工学、プロセスシステム工学、統合化化学工学 非常勤 安全管理
樋口 敬一 元三菱化学(株)顧問 安全・環境 非常勤 合意形成
川端 鋭憲 元沖縄石油基地梶E常勤監査役 環境安全、石油プロセスエンジニアリング、化学工学(反応工学)、品質保証 非常勤 管理システム

 

 

研究成果・中間評価
◆ 化学プロセス安全研究グループ15年度中間評価資料 [PDFファイル 35kb]
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形態
研究成果名
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ツール 松田光司, 大野晋, 堀 郁夫, 川端鋭憲, 化学産業安全性合意形成システムプロトタイプ, 2003年
報告書 化学プロセス安全研究G, 平成13年度報告書, 2002年3月
報告書 化学プロセス安全研究G, 平成14年度報告書, 2003年3月
論文発表 大野晋, 城山英明, 化学プロセスにおける安全規制の課題と今後の制度設計, 社会技術研究論文集, 2003年10月
論文発表 小島直樹, 企業のリスクコミュニケーションの実態, 社会技術研究論文集, 2003年10月
学会発表 大野晋, 変更管理(化学工学会), 化学工学会年会, 2003年9月
学会発表 堀 郁夫, リスクコミュニケーションにおけるサイエンスショップ(STS学会), 科学技術社会論学会年会, 2003年11月
学会発表 大野晋, 企業の安全管理(原子力学会), 原子力学会, 2002年7月
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協会誌投稿 大野晋, 保安投資, 高圧ガス, 2003年8月
未定稿 堀 郁夫, 化学プロセス安全・リスクコミュニケーションのためのサイエンスショップ創設について
未定稿 松田光司, 安全確保における組織トップの役割
未定稿 樋口敬一, リスクコミュニケーションの実証的研究

 

 

グループのWebサイト http://www.ristex.jp/chemistry/